ボツリヌス注射（ボツリヌス・トキシン注射）の成分は、ボツリヌス菌から抽出したタンパク質成分の一種で、筋肉を動かす神経伝達物質であるアセチルコリンの分泌を抑える働きがあります。この筋肉を弛緩させる作用を活かし、美容医療の分野では表情ジワ（目尻・額・眉間など）の改善や、筋肉によるエラの張りを目立たなくする小顔治療などのプチ整形に使用されています。
その他、当院では多汗症治療や肩こりの緩和といったメニューもご用意しています。

ボトックスには「神経の働きを弱め、筋肉をリラックスさせる」という効果があるため、エラの張りの原因となる咬筋の発達を抑えて小顔に見せる効果や、表情筋によってできるシワを目立たなくさせることが期待できます。
効果は1～7日間をかけて徐々に現れ、3～4ヶ月程度持続します。
注入はわずか数分で終了するので、注入直後から普段どおりの生活ができ、アレルギーなどの心配もほとんどありません。
また、多汗症治療、肩こりの症状にもボトックス注射の効果が期待できます。

ボトックス注射の適応部位

額や眉間などにできやすいシワは、主に表情筋と呼ばれる筋肉の収縮が繰り返し習慣化したことが原因です。

ボトックスによるシワ改善のメカニズム

頬には咬筋という、顔面の中でも比較的しっかりした大きい筋肉があります。
咬筋が発達している方は、全体的にお顔が四角く、いわゆる「エラの張った」顔に見える傾向にあります。また、寝ている際に歯ぎしりの原因となることも。
この咬筋にボトックスを注入することで、発達した咬筋を小さくし、小顔効果や歯ぎしりの解消が期待できます。

首から肩にかけての僧帽筋は、肩の筋肉の中で最も大きな筋肉で、スマホやパソコンを使う生活習慣によって発達して盛り上がったり、収縮して肩こりの原因になったりすることが多いです。
僧帽筋に注入することで筋肉の緊張が和らぎ、首回りが全体的にすっきりすることで、首が長く見える効果も期待できます。

発達・緊張した筋肉がゆるむメカニズム

足の太さには骨・筋肉・脂肪が関係していますが、このうち筋肉はボトックスで、脂肪は脂肪融解注射や痩身機器で全体的に細く、きれいなラインを生み出すことが可能です。特に筋肉に関しては脂肪と比べるとダイエットで落とすことが難しいため、ボトックスの注入による改善のほうがより期待できると言えます。

ふくらはぎが細くなるメカニズム

ボトックスはボツリヌス菌の毒素を利用し、神経をブロックする効果がありますので、
これにより発汗を抑えることも可能です。
ワキや汗を各部位に注入することで、汗の量を減らすだけでなく、同時にワキガの臭いの軽減にも繋がります。

DAZZY CLINIC 心斎橋院では、「VST認定医」資格を有する医師が施術を行います。

VST認定医とは アラガン・ジャパン株式会社が製造販売承認を取得した製品を使用し、施注資格を受けた医師を指します。
高い技術で患者様の安全を守る目的で制定されました。
医療機関選びの参考にしていただける資格です。

医薬品メーカーの大手である米国アラガン社ボツリヌス注射は、世界トップシェアを誇るボツリヌス製剤です。
その実績は30年を超える臨床実験をもとに、60カ国以上で広く使用されています。
厚労省の認可を受けており、切らないシワ取り、小顔治療として有効性と安全性が評価されています。

ボツラックスは韓国のヒューゲル社が製造した、A型ボツリヌス毒素を成分に含む筋弛緩剤です。
韓国食品医薬品安全庁（KFDA）によって医薬承認されています。
ボツラックスはボトックスビスタのジェネリック医薬品にあたる製剤で、治療費用を抑えられるというメリットがあります。
当院では、多汗症治療のための脇の施術、肩こり治療、ふくらはぎの痩身として使用しております。