本記事は医師監修の下執筆されております。
つい食べすぎちゃう人&肥満傾向のある人ほど当てはまる特徴3つ
2020.10.31
ダイエットを頑張ろうと思っていてもついつい食べすぎてしまったり、太ってることが当たり前になっている人ほど『ギクッ』となるようなことをまとめました。
世界の心理実験などを交えながら紹介しているので、暇つぶし程度にはなると思います。
ぜひご覧ください。
美味しい物ほどよく食べ、不味いものは食べない
アメリカの社会心理学者であるニスベットが1968年に行った実験によると、肥満傾向の人ほど「美味しいものはよく食べ、不味い物はほとんど食べない」という結果がでています。
実験ではアイスクリームを好きなだけ食べる事を許された被験者を二つのグループにわけ、半数には味の良い高級アイスクリームを、半数には苦味成分を混ぜてまずくした安物アイスクリームを食べてもらった所、肥満者ほど高級アイスと苦味成分入りアイスの摂取量に極端な差がみられたのです。
これは肥満者は味にうるさかったり、グルメである傾向が強く、味の良し悪しに対する反応が痩せ型の人に比べて強くでる為だといわれています。
好きな物ばかりをたべて、自分の苦手な味は一切食べない、いわゆる「偏食」の人に肥満が多いのはそのためかもしれませんね。
食べすぎ傾向のある人ほど味の良し悪しに対する反応が極端になりがち。
目次
見栄えが良く、視覚的刺激の強い食べ物に惹かれやすい
1974年にロスが行った実験では、肥満者は良く見えるようライトアップされていたナッツの方を、ライトを暗くしていた場合のナッツと比べて2倍多くたべたそうです。
標準体重の人の場合はどちらの場合でも大きな変化はありませんでした。
このことから、肥満傾向のある人ほど視覚的刺激の強いもの、派手なもの、見栄えのいいものに惹かれやすい傾向があるとうかがえます。
インスタ映えなスイーツに目がなかったり、豪華な食べ物を見ただけでよだれがじゅるりと出てくる人なんかは黄色信号ですよー。
食べすぎ傾向のある人ほど、映える見た目の料理に敏感に反応する。
特定の時刻になると満腹でも空腹感を感じやすい
1968年、アメリカ心理学者スタンレーシャクターとグロスの実験によると、肥満者であるほど、生理的な空腹感ではなく時刻などの外発的刺激に作用されることがわかりました。
どういうことかというと、食べすぎ傾向のある人ほど、本当はお腹が減ってなくても「朝食時、昼食時、夕食時」になると食欲がわいてきてしまうということです。
遅めの朝食を食べて「あーこれは今日お昼ご飯たべれないな」って思ってたのに、お昼時になったらがっつり定食食べちゃってるような人は要注意です。
食べすぎ傾向のある人ほど空腹状態でなくとも特定の時刻になる事で空腹を感じる
【外発反応性】太りやすい人は周りの情報に流されやすい
現代の私たちの食事は空腹を満たすためだけのものではありません。肥満傾向のある人ほど食べ物の味、見た目、香り、で食欲は増減します。
このように外部からの情報に自分の欲求が左右されることを、心理学用語で「外発反応性」といいます。
食べすぎ傾向のある人ほど「外発反応性」が高く、偽物の食欲に振り回されやすいです。
外発反応性はだれにでもありますが、今回紹介した内容にギクっとしたなら今からダイエットを始めてみましょう。
本サイトには食べすぎを防止する方法がこれでもかというくらい書いてあるのでよかったらお読みになってください。
本記事のまとめ
- ↓肥満傾向、食べすぎ傾向のある人ほど
- 美味しい物はよく食べて、不味いものは全然食べない
- 見た目の良い食べ物に惹かれる
- お腹がいっぱいでも昼飯、夕飯時になるとお腹がすいてくる
- ニセモノの空腹に流されやすい
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