本記事は医師監修の下執筆されております。
プチ断食中のハードな筋トレはNG。軽めの有酸素運動くらいでOK。
2020.11.27
プチ断食中に運動と聞くと「本当に大丈夫?」と考えてしまう人もいるでしょう。
確かに、プチ断食中はいつもより力がでませんし、運動が億劫な気分になる場合もあります。
しかし、実はダイエット中の運動はやり方さえ間違えなければ、体にとってメリットもあります。
本記事では、プチ断食中の運動のやり方や注意点、おすすめのエクササイズなどを紹介していきます。
プチ断食中に負荷の高い筋トレやハードな運動はやめた方が無難
プチ断食中は体力や栄養が通常時よりも不足しています。
空腹のときにきつい運動をしてしまうと、内臓はダメージを受けやすく、筋肉を動かす力も弱まるので、高負荷なトレーニングは避けた方が無難です。
サッカーやバスケットなどの運動量が多いスポーツは控えるようにしましょう。重量挙げなど、筋肉に負担のかかり過ぎる筋トレももちろん駄目です。
脳
プチ断食中は筋肉の材料になるタンパク質やビタミン、糖質も不足気味なので筋トレ自体の効果も激減するよ!
プチ断食中に激しい運動をすると、自律神経の交感神経が活発になり過ぎるのも問題です。空腹感が一層増したり、なんだか落ち着かない気分になったりすることもあります。
疲労感が強くなり、ダイエットを諦めてしまう原因にもなりかねません。
目次
プチ断食中はウォーキングやヨガなどの有酸素運動を中心に
プチ断食中はウォーキングやヨガ、サイクリングなどの負荷低めの有酸素運動がおすすめです。
軽めの有酸素運動ならそこまで身体に負荷を掛けずに脂肪燃焼効果を高まりますのでプチ断食中でもOKです。
軽めの有酸素運動が与える効果
- 脂肪の燃焼
- 心肺機能の強化
- 高血圧予防
- 気分転換になる
ウォーキングやヨガは運動が得意でない人も無理なく楽しめる点がいいですね。
1日30分~1時間程度を目安にやってみるくらいがおすすめです。
プチ断食中は早めに水分補給を
運動を行う際には、水分補給に気を配るようにしてください。
プチ断食中は水分だけでなく食べ物も控えているため、思った以上に水分が足りていない状態です。
運動によって汗をかくと、さらに水分が減りますので脱水症状にならないよう注意しましょう
適度な運動はダイエット効果を高めますが、運動があまり好きでない人は無理をしなくても大丈夫です。やるとしてもストレッチや散歩など、本当に軽めのものでかまいません。
プチ断食中はただでさえ、体が弱っているので、普段運動をしない人が強引にやろうとすると怪我をする恐れがあります。
痩せる事だけが目的なら断食自体しない方がいい?!
断食中でもトレーニングについて考えてる人はおそらくボディメイクについて興味がある方だと思います。
プチ断食には体重減少や様々な美容効果がありますが、あまりやりすぎると筋肉が分解されて代謝が落ちてしまう(新糖生)ので、やっても最長5日間、一度プチ断食をしたら間隔を2カ月くらいあけた方がいいでしょう。
断食の目的はあくまでデトックスですからね。
痩せたいのであれば栄養素はしっかりと取りながら(食べすぎは勿論厳禁です)、運動するのがベストです。
本記事のまとめ
- 断食中の負荷のかかる筋トレはNG
- 軽いジョギングやヨガなどの有酸素がおすすめ
- 水分補給はしっかりと
- 痩せたいだけなら断食
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