本記事は医師監修の下執筆されております。
GLP-1注射ダイエットで効果が出る人の特徴3つ&効果が出ない人の特徴3つ
2020.03.25
「GLP-1ダイエットやってみたいけど、私でも痩せられる?」
皆さんが一番きになる疑問だと思います。
GLP-1は肥満治療のおくすりとして海外では処方されていますが、日本では自費診療なのでお値段も高くなりがち。やるなら確実に痩せたい!と考えるのは当然です。
今回はそんな方の為にGLP-1ダイエットで効果が出やすい人とそうでない人の特徴をまとめました。
GLP-1ダイエットで効果が出やすい人の特徴3つ
- すぐにお腹が空いてしまう人
- おやつなどの間食が多い人
- つい食べすぎてしまう人
GLP-1ダイエットは本来、胃の排出速度を遅くする作用を利用して満腹感を感じるダイエットです。
なので、胃の排出速度の速い人(お腹がすぐに空いてしまう人)ほどダイエット効果を示しやすいという理屈になります。
「食べても食べても満腹感を感じない」
「周りの人と同じ物を食べてても、自分だけすぐに空腹感を感じる」
という人にはGLP-1による食欲抑制効果がうまく機能する可能性があります。
糖尿病になると食事でとった栄養がカラダの中で効率的に使えなくなるので空腹感を感じやすく過食傾向になることから、糖尿病を食欲の病気だという専門家の方もいますので、上記のような自覚がある方は早めにクリニックで相談してみましょう。
目次
GLP-1ダイエットで効果が出にくい人の特徴3つ
- 間食をほとんどしない人
- 痩せている人
- ドカ食いタイプの人
満腹感を長続きさせて摂取カロリーを減らす事がGLP-1ダイエットの本質です。
なので、普段から食事制限をしっかりしていて間食はほとんどしない、という人は効果が薄いと思われます。ただ空腹は抑えられるのでストレスは減るかもしれません。
それと、元から痩せている方も大きな痩身効果は望めないかもしれません。痩せている人は元々GLP-1ホルモンの数が多い傾向がありますし、1カ月で1kg~3kg程度の減量できればいい方だとお考え下さい。
最後に、いわゆるバリキャリの方に多いのですが、朝昼は全く食べないで夜にドカ食いする、コンビニのパンやおにぎりで移動中に短時間で食事をすませているタイプの方は「GLP-1の食欲抑制効果に負けてギブアップ」というケースがありました。
食べたいという欲求が徐々に落ちていくスピードよりも食欲が勝ってしまうケースですね。続ければ効果は表れるのですが、不安な方は食事療法を平行して行うのがよろしいかと思います。
GLP-1食材(サプリ)ダイエットは難易度高め
GLP-1ホルモンが分泌しやすいと言われている食材を食べて痩せる事を「GLP-1ダイエット」と呼ぶケースがあります。
一時期「サバ缶ダイエット」なるものが流行りましたが、アレも実はGLP-1ダイエットです。
サバに含まれる豊富なEPAが小腸を刺激しGLP-1を増やすとテレビで紹介され、瞬く間にお店からサバ缶が消え去りました。
ただ、「食事でGLP-1を増やす」には日常的にEPA、食物繊維、善玉菌を摂って腸内環境を整える事が重要なので時間もかかるし食事量や栄養の計算やら、まぁ簡単に行ってしまえばすごく手間です。
普段の食事にサバ缶をプラスすると単純にカロリーオーバーになりかねませんしね。ダイエットしたいのに食べすぎなんてまさに本末転倒です。
本サイトにて「食事でGLP-1を増やす方法」について紹介しておりますので、興味があればそちらもご覧ください。
分からなければお医者さんに相談しましょう
今回紹介している内容はあくまで「傾向」の話であり、全て正しいというわけではありません。健康状態や生活の内容をヒアリングさせていただければより詳細に判断できます。
なので 「自分がGLP-1ダイエットに向いているのか?」「GLP-1製剤は何を選べばいいのか」「自分の体型の場合は処置してもらえるのか」「美容目的でも大丈夫なの?」 といった不安がある場合はお近くのクリニックできいてみるのが一番です。
当院でも無料でWeb診療をしておりますので、気になるかたはぜひご連絡下さい。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
本記事のまとめ
- GLP-1ダイエットは満腹感を長続きさせ摂取カロリーを減らす事
- 空腹を感じやすい人や間食が多い人は効果が期待できる
- すでに痩せている人は体重落ちにくい
- GLP-1食材ダイエットは難しい
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